★昨晩、トリニティ緊急入院! 本当に生きた心地がしなかった時間★2009年03月20日 22時59分09秒

みなさん、梅干しの種には気を付けてね。
みなさん、こんばんは~奥さんの影武者なっぴーです。

実は昨晩、トリニティが緊急入院しました。

現在は、無事帰宅し落ち着いております。


ご主人様は最近、仕事と私事(次回ご報告あり)が多忙なため、胃の調子が良くなく、昨晩はお粥を夕食に作り、奥さんと共に食べておりました。

トリニティは、すでに15分~30分前にご飯を食べていて、ご主人様の足元にいつもの通りいました。

その時、不慮の事故だったのですが、ご主人様のお茶碗の中にあった梅干しを食べるために蓮華をお茶碗の中で動かしている時に、なぜか種がお茶碗を飛び出して、下に落ちてしまったようなのです。

大きな声を出す前に、即座に良かれと思って、拾おうと思ったのですが、いつもなら室内で落ちた物は食べないトリニティなのに、瞬間的に梅干しの種を口に入れてしまい、床に落ちたと思われる梅干しの種がないので、急いで口の中を見ようと開けたのですが、飲みこんでしまったようなのです。


最初は大丈夫かな~と思った奥さんも、確か同じサクラソー出身のラフちゃんが腸を痛めた事を思い出して、”梅干しの種は消化しない”と思い、すぐにご主人様がネットで調べて塩水は体に良くないと書いてありましたがトライしてみましたが、全く吐かない。

指を喉に突っ込んでも吐かないので、かかりつけのお医者さんの「オールハート動物病院」へ電話しました。

運の悪い事に、昨日今日と院長先生は学会でおらず、24時間開業しているこの辺では誰でも知っているような動物病院を紹介されましたが、どうしても奥さんはそこは嫌だったので、以前院長先生が勤めていらっしゃった東京/広尾にある動物病院を紹介してもらい、事前に電話をして頂き、急いでトリニティを連れて行きました。

その間も全然トリニティは、元気でいつものように車に乗って行きました。


東京・広尾にある『ダクタリ動物病院 広尾セントラル病院 』へ。


高速道路に乗って、必至で行き、一部渋滞がありましたが、夜間だったので50分くらいで行きました。

梅干しの種を飲んでから、すでに1時間半くらい過ぎておりました。

非常にキレイな病院で、対応も非常に丁寧で優しく落ち着いて診察を待つ事ができましたが、トリニティの診察を開始し、処置をしていく段階が進むにつれて、ご主人様も奥様も非常に辛い時間を待つ事になりました。


最初レントゲンを撮ってみた物の、胃の内容物が多いため梅干しの種が写らない感じで分かりませんでした。

次の段階は、モルヒネを使って、吐かせる事。
副作用は、ふらついたり、脈が弱まったり、ボーっとしたりするようですが、これで吐けば楽なので、この処置をしてもらう事にしました。

トリニティは、この処置に全く吐かず、元気な感じのまま。

次は2つありまして、1つはオキシドールを飲ませて、吐かせる事。
もう1つは、麻酔をして、胃カメラを飲み、胃の中の梅干しの種を取ること。

オキシドールを飲ませるのは、副作用があり、胃を傷めたりただれたりして、ヨダレが垂れたり、苦しい状態になるので、ガスターの服用を後にしなければいけないようです。

麻酔をして、胃カメラを飲む場合は、麻酔を打っているので安全も兼ねて一晩病院へ入院する必要があります。


種が出れば、その日のうちに連れて帰れるので、副作用の件を考え悩みましたが、薬を飲めば大丈夫だと言う事だったので、次の段階のオキシドールを飲ませる処置をしてもらうことにしてもらいました。

ただ、これで種がでてこない場合は、胃カメラを飲む以外は取り出す方法がありませんでした。


でも、トリニティは種を吐き出しませんでした。

担当の上田先生は非常に丁寧に優しく診察内容を説明して頂き、種の大きさを考えると運良くウンチとして出てくる可能性もあるのですが、万が一、腸で詰まったりした場合は手術しかない場合があるので、腸に達する前に胃カメラで取った方が安全だと言う事で、即その処置をして頂くように先生に伝えました。

上田先生もご主人様や奥さんの心配した顔を察して下さって、トリニティを処置室から様子を見に連れて来てくださいました・・・。

もうその時のトリニティの顔は、一生忘れられません。


目をぐっと見開いて、涙目。

ヨダレがダラダラで、呼吸も荒く、ヒイヒイとした声を。

もう帰りたくて帰りたくて台の上をウロウロしていました。

顔から表情を察するに、「何でこんな苦しい事すんの?苦しいよ~。助けてよ~」と言っている感じでした。

そして、先生に抱っこされて連れて行かれる時に、「クイン~クイン~」と悲しい声を大きな声をあげて、そして「ウーウー」唸っていておりました。

もう涙が止まらず、帰る車の中では、ケンカをしていたご主人様ご夫婦。

帰る時は、渋滞が発生していたので行きよりも時間がかかりました。

そんな時に、帰宅する10分前くらいに、携帯電話が鳴り、奥さんが受けたり、動物病院からで「無事、胃から梅干しの種を取れました。」と、先生の声が聞こえました。

それから、いろいろと経緯をキチンと丁寧にお話してくださり、質問する内容にも分かりやすく説明して下さって、安心してその後帰宅する事ができました。

胃の出口と腸の入口の前に梅干しの種にあり、もう少し時間が経っていたら、腸に入っていて大変だったそうです。

トリニティは、麻酔からにもすぐ覚めたようで、頭をあげたり、胃がただれていたり、痛んでいたりはなかったとの事。



今日の午後10時半の予約を取り、トリニティを迎えに行きました。

最初は興奮して落ち着きがなかったのですが、おトイレも病院の外に出てやっと落ち着いてしたり、車の中で奥さんの手作りクッキーを少しあげたら嬉しそうに食べていました。


現在はご飯も食べており、落ち着いて寝ております。


不慮の事故は誰にでも起こります。

再発をしないように、今後ご主人様同様奥さんも躾を見直しと強化をしていきます。

何かあった時には、かかりつけのお医者さん(病院)を2つ見つけられた事も良いと感じました。


辛い時間でしたが、良い勉強になりました。

みなさんも、たかが梅干しの種と思わず、気を付けてくださいね。