★腹腔鏡による動物たちの身体に優しい負担の少ない内視鏡外科手術;ルカ動物医療センター★ ― 2010年09月03日 22時32分08秒
みなさん、おばんですなの。私トリニティ、トリチャモランなの。
こちらこちらは、「ちょっと定住?放送局」なのなの。
今日も暑い日だったなの。ママ殿はお掃除や洗濯をしていたなの。
ハロウィーンの飾りも玄関にしていたりと活動的に動くママ殿。もちろんお昼寝はかかさず。
大阪豊中市にある『ルカ動物医療センター』に今回の避妊手術をお願いした私トリニティ。
その後も順調で御飯モリモリ、お散歩バリバリしていますなの。
今日は、コギ友ミサイル君スマイルちゃんファミリーが夜熊本産の高級馬肉骨を持って来て下さって、久々に吠えまくった私。大きな声で吠えるのってストレス解消に良いのかも~。
かかりつけの『オールハート動物病院』の院長池田先生を知ったのは、岡山に住んでいた時のかかりつけの『天野動物病院』の院長天野先生が調べて下さって紹介して頂きましたなの。最後までじっくり優しく接して下さって天野先生大好きだったので、後日ハガキで今回の手術の報告しようかな~と思っていますなの。
天野先生から池田先生(どちらも岡山県出身です)にかかりつけのお医者さんが代わって、その池田先生から今回の大阪の江原先生を紹介され人の縁は大事だな~とつくづく思ったパパ殿ママ殿でしたなの。
今回は手術を迅速に行いたいために、事前にオールハート動物病院で精密検査を受けてその内容はすぐさまメールで大阪の江原先生の元へ。
池田先生からもパパ殿からもお電話・メールで江原先生へ連絡を取り、今回はパパ殿自ら大阪の江原先生の病院へ伺った訳ですが、先生の時間や予定が合えば、先生自ら東京やその他の遠方の方へもお伺いできると言う事なので、気軽に電話やメールでお問い合わせしてみてくださいね。
初めて行く病院だったので、興奮したりして、他の待合室で一緒のワンちゃんの方が格段お利口さんで、私トリニティは10時から使用できる2Fへパパ殿ママ殿と一緒に行ったなの。
大きなテレビに患者さんのワンちゃんや猫ちゃんの名前と現在の順番と受付中や診察中などの記載が出てくるので、それを見て後どのくらいで診察が可能か分かるなの。
スタッフの方々はみなさん若くて優しくて、粗相しちゃったワンちゃんも快くお掃除して下さって、初めてでも安心して過ごせて、何よりも広くてキレイなの。2Fも自由に使えて、エレベーターで行けるし、広いテラスもあったなの。
待合室で50分くらい待って、その後江原先生と小一時間ほど説明と検査を受けたなの。その時に説明を受けて渡された紙の内容を一部記載 いたしますなの。参考にしてみてね。
~手術を受けるにあたってのご注意~
※手術内容;腹腔鏡下卵巣 摘出術(子宮の状態を確認後決定)
・手術予定時間 15~20分(全 40~45分)
・手術日・ 退院予定日 8月27日(金) 17:00~19:30時
・手術当日までの注意点
~手術前夜 0時以降は食事と水は絶飲絶食。水や食事がお腹の中にあると、麻酔から覚める時に嘔吐しやすく、気道閉塞や誤嚥性肺炎などの事故が起こりやすくなるからです。
~もし万が一何か食べたり水を飲んだ場合には、当日必ず病院まで電話してください。
~1週間以内のシャンプーは控えて下さい。
・手術当日の注意点
~手術当日は絶食絶飲のまま、朝10時までに来院して下さい。
~手術前の検査結果によっては手術を見送ることもあります。
~手術が終わり次第、こちらから御連絡さしあげます。
~手術中の急変などの際には、御家族の方へ即座に御連絡いたします。
~手術を受けられる御家族の皆様へ~
①手術前の検査(麻酔をかけても良いかどうかの検査を行います)
・麻酔事故を未然に防ぐため、理想とされる手術前の検査を行っています。身体の小さな動物たちに安全な手術を行いためには、とても大切なことです。
②複数のスタッフによる細やかな管理を行う安全性の高い手術
・1つの手術に複数のスタッフが配置し、きめ細やかな麻酔管理と動物の変化に対して迅速な対応をして、獣医学会はもちろんのこと、人医療の外科医の指導を仰ぎ、動物たちへの医療に応用しています。
③最新の麻酔方法、ペイン(痛み)コントロールの充実
・身体に優しい最新の麻酔導入方法を用い、身体にもっとも害のあるガス麻酔をできるだけ少ない濃度で維持することによって、特に高齢動物や手術中に亡くなる危険性の高い動物の手術を少しでも安全に行えるように努めております。
④高水準の医療機器、設備、よりよい手術環境の充実
・現在の動物たちの医療に置いて、毛刈りした毛が手術室に舞う中で手術が行われているのが現状。
しかし当センターでは、より清潔な手術を行うために手術室が分かれていて、手術内容によって手術室を決定し、手術着においても使い捨てを使用。
また全国でもほとんど導入されていない高水準な麻酔器を使用し、特に生死を分ける手術においての救命率の向上を実現しています。
高価ではありますが糸の使用ひとつにしてもこだわりを持ち、質の高い手術が行われるよう心かけております。
⑤動物たちの身体に優しい、負担の少ない手術
・当センターは、全国に先駆け”きずの小さな動物内視鏡手術センター”として、胸腔鏡、腹腔鏡などの動物たちの身体に優しい内視鏡外科手術を行い、全国一の実績を誇るパイオニア病院として認められいます。
~手術の流れ~
①麻酔を掛けてよいか必要な検査を行います。
・血液検査・レントゲン検査・心電図検査・超音波検査・CT検査・MRI検査
②静脈確保を行います
・麻酔中に心拍や血圧の低下が起こるなど、緊急の時に必要なお薬を即時に血管内に投与するためにシリコン性の細い針を静脈内に入れる処置。手術中には必ず静脈内に点滴しながら行います。
③麻酔を行います。
・静脈内にゆっくりと麻酔薬を投与していきます。精神的な安定を行い、痛みを和らげ、意識をなくしていきます。そして、気管挿管(気管内に軟らかいチューブを挿入して気道の確保をします)を行い、ガス麻酔にて麻酔を維持します。
④毛刈り、消毒をし、手術室に入り、生命維持モニターを行い、手術をします。
⑤手術後、お迎えに来られるまで様子を見ます。
⑥御家族がお迎えの際に、家まで気を付けて頂く事を詳しく説明いたします。
このぐらいまで高い水準を持っている所ならば、今回の手術お安く思うのですが、そこはお土地柄、関西では「高いっ!」と思う方が多いらしく、経営理念と現実の患者さんの意識がギャップがあるようで難しいな~と感じたパパ殿ママ殿。
先生自身かなりご多忙なのでお体無理なさらず元気に続けて行って欲しいな~と思うトリニティでしたなの。先生、スタッフのみなさんありがとうございましたなの~。
※参考まで今回の【診療明細】
・初診登録・カルテ作成料 1300円
・心電図検査 2000円
・静脈カテーテル留置(静脈確保) 2600円
・腹腔鏡下卵巣子宮摘出術(M) 70000円
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